視察報告 ラオス編

笑顔の子どもたちに会いに プロジェクト視察報告IN ラオス

 

2015年11月、みなさまのペットボトルを通じたワクチンという贈り物を、
ラオス人民民主共和国にお届けしてきました。

 
 

ラオス人民民主共和国は、49民族の存在する多民族国家です。
国の80%は高地であり、不発弾で汚染された地域もあるため開発の進まない
地域も多く残ります。

ラオス人民民主共和国は、49民族の存在する多民族国家です。
国の80%は高地であり、不発弾で汚染された地域もあるため開発の進まない地域も多く残ります。

 
こんなところを視察してきました
和光堂ペットボトル飲料ベビーのじかんシリーズ、赤ちゃんの十六茶500mlをご購入。 みなさまにご購入いただきました売上の一部を認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会JCVへ寄付。 視察は支援活動について同行しレポートしています。

多くの課題を抱えるラオスで、ワクチン予防からはじまる山村の未来

各国から送られてきたワクチンは、いったんビエンチャンの中央保冷庫に保管されます。

ワクチンの予防接種については、ラオス国内においても予算拡大している重要課題です。ワクチン接種状況は、ユニセフの取組により接種率は改善されているものの、交通手段がないことや、ワクチン重要性の理解度が低い山村の地域では依然として低いままです。
今回、視察したのはラオス北部に位置するウドムサイ県。
首都ビエンチャンから北へ600q以上の距離です。
ウドムサイ県中心部から、さらに道なき道を65qほど走ったパケオ村が、今回のワクチン接種会場です。

村が一体となり、かけがえのない命を守っていきます

華麗な民族衣装で会場を盛り上げます

接種会場は、村中が集まっての一大行事!

こうしてお祭りのように盛り上げることも、ワクチン接種率を高めるための取組の一つなのです。支援先であるJCV、現地ユニセフ、ラオス保健省をはじめ、多くの方の連携と協力の中でワクチンが届けられています。

村の人々が見守る中、多くの子どもにワクチン接種が行われました

お母さんがしっかりと抱きかかえる中、赤ちゃんの小さな口の中に、順番に経口ワクチンが投与されていきます。 一列に並んで、みんなお利口さん。あたたかい笑顔に見守られて、無事、ワクチン接種を終えました。

お母さんが赤ちゃんを見守る、優しいまなざしは、世界共通。そして、かけがえのない赤ちゃんの命を守りたい、というお母さんの気持ちは世界のどこにいても変わりません。

 
ワクチン接種について理解を深めてもらうため村の方々へ丁寧に説明します
わこちゃんと一緒に
 

ペットボトルからはじまる、支援の力。
皆さまのお買い物を通じたワクチンという贈り物は、確実に現地の子どもたちの命を守ること、そしてお母さんの笑顔を守ることにつながっています。

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